簿記資格なくても経理の仕事は可能？｜経理歴15年の私が考える資格とは

よく「簿記２級がないと経理はできない。」と耳にすることがありますが、本当でしょうか。

事務職の中でも、経理業務は、転職やスキルアップに強いアピールポイントとなります。

経理歴15年の私が考える、資格についてお話させていただきます。

経理は数字が強くないとだめなのでしょうか。

今は会計ソフトを使用している企業が多いので、ある程度のパソコンスキルがあれば大丈夫です。

私の勤務している会社では、簿記をもっていない人でも十分に活躍しています。

では、どんな人が求められるのでしょうか。

細かい作業が嫌いではない

・金額を照合して合致させる業務が多いので、どうしても細かい作業が多いです。

責任感が強い

・長時間数字と向き合うため、途中で投げ出すことなく取り組める人でないと続きません。

・会社のお金を管理しているというポジションになりますので、責任感は重要です。

コミュニケーション能力が高い

・他部署との連携や、取引先への連絡なども多くなりますので、どんな方とも柔軟に話ができる能力は必要です。

整理整頓ができる

・重要な契約書や、請求書・領収書の管理などもありますので、効率的な作業のためにも環境整備は必要になります。

経理でなくても、社会人として必要なスキルばかりではないでしょうか。

日時業務・月次業務・年次業務と毎月のルーティン業務があります。

毎日の業務

・現金の入出金

・銀行からの支払いや入金の口座管理

・領収書の精算や請求書の発行

毎月の業務

・１か月の売り上げや支払いを取りまとめて月次決算書を作成

・報告データの作成と提出

毎年の業務

・決算報告

・次年度の予算作成と予算補正

概ね毎月変わらない業務を繰り返し行うイメージです。

簿記は国家資格ではなく、民間機関が実施する資格です。

しかし就職や転職で有利に働くことが多く、取得できれば自分の武器になると思います。

今はアプリや動画配信などで学ぶこともできますが、ワーキングママにとっては通信制などで時間を気にせずチャレンジすることもありだと思います。

まずは３級からなら無理なく始められます。

簿記（3級）資格取得講座｜通信教育講座なら生涯学習のユーキャン

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日商簿記3級・2級取得のための戦略的学習

ステップ	内容
① 全体像をつかむ	動画などで簿記の世界観を把握し、暗記に入る前に流れを理解
② スケジュール逆算	3級：60〜100時間、2級：150〜250時間、1日1〜2時間を確保
③ 教材選び	独学：スッキリ・パブロフ／通信：スタディング・クレアール
④ 問題演習を早期開始	インプット未完でも演習開始、「解いて覚える」戦略
⑤ 仕訳の習慣化	毎日10分・5問でもOK、日々の継続で理解を深める
⑥ 過去問・予想問題	3級は過去3回＋予想1〜2回を繰り返し、出題傾向を体得
⑦ 模試形式で演習	試験2週間前から時間を計って練習、戦略とメンタルを整える

効率UPの裏技	内容
音声学習	通勤・家事中に聞き流せる講座でスキマ学習
アウトプット学習	ノートに人へ説明するつもりで書くことで定着
朝学習	朝の30分は夜の1時間に匹敵、集中力UP

月数	内容
1〜2か月目	3級学習に集中し受験・合格
3〜6か月目	2級へステップアップし継続学習

更に詳しく

簿記資格の効率的取得法
├── ① 全体像をつかむ（導入編）
│ ├── 暗記より全体の流れを先に理解
│ └── YouTube等で簿記の世界観を学ぶ
│
├── ② スケジュールを逆算して立てる
│ ├── 3級：約60〜100時間（1日1時間）
│ ├── 2級：約150〜250時間（1日2時間）
│ └── 例：試験3か月前から逆算して計画
│
├── ③ 最短で理解できる教材を選ぶ
│ ├── 独学向け
│ │ ├── スッキリわかるシリーズ
│ │ └── パブロフシリーズ（YouTube連携あり）
│ └── 通信講座向け
│ ├── スタディング（スマホ完結）
│ └── クレアール（短期合格向け）
│
├── ④ 問題演習は知識が半分でも始める
│ ├── 「解いてから覚える」ほうが効果的
│ └── インプットとアウトプットを並行する
│
├── ⑤ 仕訳は毎日やる
│ ├── 毎日5問でもOK
│ └── 習慣化により理解が定着
│
├── ⑥ 過去問と予想問題で出題傾向に慣れる
│ ├── 3級：過去3回＋予想1〜2回を繰り返す
│ └── パターンをつかんで効率UP
│
├── ⑦ 試験2週間前に模試形式で練習
│ ├── 時間配分の戦略を立てる
│ └── メンタル訓練としても有効
│
├── 効率UPの裏技
│ ├── 音声学習（通勤・家事中に聞き流し）
│ ├── アウトプット学習（人に説明するように書く）
│ └── 朝学習（朝30分は夜1時間に相当）
│
└── 3級→2級取得モデル（6か月）
├── 1〜2か月目：3級を集中学習して受験・合格
└── 3〜6か月目：2級にステップアップし継続学習

通信教育・教材などの比較表

項目	スタディング (STUDYing)	クレアール	ユーキャン (U-CAN)
受講料	業界最安値クラス	リーズナブル（スタディングよりは高め）	比較的高めだが、サポートや教材の質を考慮すると妥当
主なターゲット	難関国家資格（簿記、税理士、公認会計士、行政書士、社労士など）	難関国家資格（簿記、税理士、公認会計士、行政書士、社労士など）	幅広い資格（実用系、事務系、医療系、国家資格など）
学習スタイル	スキマ時間学習に特化、スマホ・タブレット学習がメイン、Webテキスト中心	Web学習と紙テキスト併用、独自の「非常識合格法」で効率学習	紙のテキスト中心、添削指導、Webコンテンツも充実
教材	Webテキスト、映像講義、AI問題演習	製本テキスト、映像講義、問題集	製本テキスト、添削課題、模試、Web学習教材
サポート	AIを活用した学習管理、質問回数制限がある場合も	質問回数無制限、担任制、電話・メール・ネット通話での質問対応	質問回数無制限、添削指導、学習アドバイス、質問回答は郵送・Web
カリキュラム	短期集中、インプットとアウトプットのサイクル重視	出題傾向を徹底分析し、合格に必要な範囲に絞る	初学者でも分かりやすい、丁寧な解説と段階的な学習
強み	圧倒的な低価格、効率的なスキマ時間学習、AI機能	手厚いサポート、独自の効率学習法、受講保証、合格祝い金	豊富な講座ラインナップ、丁寧な教材と添削、手厚いサポート
弱み	質問サポートが手薄な場合がある、紙テキストがオプションが多い	スタディングよりは高価格、人によっては「非常識合格法」が合わない	受講料が他社より高め、Web学習は補助的な位置づけ
こんな人におすすめ	受講料を抑えたい、スキマ時間を最大限活用したい、スマホ学習がメインの人	効率的な学習法で短期合格を目指したい、手厚い質問サポートが欲しい人	初めて資格取得に挑戦する人、丁寧な指導や添削を受けたい人、幅広い選択肢から選びたい人

近年は、10年後になくなる仕事として経理もよく耳にします。

もちろん会計ソフトへの入力業務や資料や決算書の作成などICT化が進んで、AIがすべてこなしてしまうかもしれません。

でも、その数字を報告したり共有したりという人への伝達などは、まだまだAIでは十分ではありません。

そして、何よりAIを操作するのは人なのですから、経理の知識がある人がまだまだ活躍できると思っています。

私は、40代後半で転職をすることができましたが、経理経験があったこと、簿記を取得していたことは大きなメリットになりました。

興味のある方は、是非調べてみて下さい！

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