習い事「3年は続けてみよう」もう古い!?

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子育て世代真っただ中のみなさんにとって、習い事などの悩みは多いのではないでしょうか。

今の時代、塾やスポーツ、音楽や語学など、複数の習い事をかけている子どもさんも多いと思います。

その中で必ずあるのが、「もう行きたくない。やめたい。」と子どもから言われて、やめさせるべきか、続けさせるべきかと考えなくてはならないこと。

  • 向いているのか、向いていないのかが判断できない。
  • どうしてやめたいのか本心がわからない。
  • 嫌だとすぐにやめてしまったら、将来が心配。

習い事もそうですが、仕事などでもよく耳にする「3年神話」はありなのか、もう古いのか。

社会人となった子供たちを見て、我が家は結果どうだったかを交えてお伝えします。

自分から言い出した事は区切りまでやめさせることはしなかった

かぜあお

時間はかかっても、続けたら別人のように上達していく子ども達の姿に、こんなこともあるんだと驚きました。

娘も息子もあまり器用な方ではなく、習い事では悩みも多かったです。

特にスポーツ、球技はやり始めても全く結果が伴ず、周囲についていくことも出来ない状態でした。

それでも、子どもたちから言い出して始めた習い事や塾は、小学校が終わるまで・中学校が終わるまでと、区切りの年までやめることを許しませんでした。

もちろん、親から提案して始めた習い事などで、どうしても合わないと判断してやめてしまった事はあります。

そのため、新しいことをはじめる時は、幼稚園時代からしっかり話をしました。

なぜ、その習い事を始めたいと思ったのか。

その習い事は好きなのか。

その習い事を始めて、将来はどんな姿になりたいのか。

納得した上で始めたとはいえ、まだ子供ですから、嫌になって投げ出しそうになったこともありました。

親として何ができるのだろう

かぜあお

やめさせない選択をしたのならば、精神的にも技術的にも全力でサポートしました。

自分もそうですが、結果が出ないとつまらなくなります。

結果を出し、周囲に認めてもらうことでモチベーションが上がり、続けていく意欲になります。

他の子どもたちが1年でできるのならば、2年かければいいんだと、子どもたちにも、自分にも言い聞かせていました。

  • 送迎時の声掛けを行い、子どもたちの精神状況をくみ取るよう心掛けました。
  • 家族全員で休日に遊び感覚で練習に連れ出すようにしました。(ガチな練習になることも)
  • 近隣の様々な図書館へ行き、別々のデスクでそれぞれに勉強を行っていました。
  • そのスポーツについてとことん調べ、一緒に理解できるようにしました。(練習内容に口出しはしません)
  • スポーツのTVを見たり試合観戦にいき、モチベーションを上げる工夫をしました。

それでも、すぐに結果はついてきませんでした。

3年たったら少しずつ変化が見え始め

正直、子どもたちを見ているのが辛い時期もありました。

どうしても他のお子さんを比べてしまい、

・どうしてうちの子はできないんだろう、、、。

・できる子に産んであげられなくてごめんね、、、。

そんなことを考えることも多々あり、親も子も嫌になってしまうこともありました。

でも、自分で決めたこととは言え、必死にがんばっている子どもたちを見ていると、親として情けない姿ではいられないと一生懸命に応援していきました。

すると、娘も息子も3年を過ぎた頃から、少しずつ結果が出るようになったのです。

娘は試合に出してもらえる回数も増え、息子は県大会で入賞する選手になることが出来ました。

そのことで、学校生活にも自信がつき、忍耐強くがんばれるようになっていきました。

結果:3年がんばるべき?早くに決断すべき?

かぜあお

私は特別な理由がない限り、3年はがんばることをお勧めします。

もしいじめや指導者の問題など、我が子の精神状況に大きく影響することがあるのならば、それは頑張る対象とはなりません。

でも、学習もスポーツも芸術も、一定の成果が出てくるまでには時間がかかります。

子ども達には、続けていくことの意味を考えてほしいです。

それが社会に出てからどれだけ役に立つことか、我が家は実感しています。