ワーキングママ いつまで働くのか?

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私は子どもが生れてから、産休以外はずっと働いていました。

何度も何度も嫌になって、毎日くたくたで、イライラして怒ってばっかりで。

世の中でいう理想のお母さんには程遠くて、満足のいく仕事ができない日もたくさんありました。

「もう、仕事を辞めたい!」と何度思ったことか。

でも、子ども達が成人して過去を振り返ってみて、ワーキング・ママを続けてよかったと心から思っています。

いい母親とのギャップに悩むワーキング・ママ

某サイトの「いい母親像ランキング」が掲載されていました。

これを見たとき、こんなお母さんいるの!?と思った私です。

いい母親像ランキング

1位  いつも笑顔で穏やか・優しい

2位  イライラしない

3位  がみがみ怒らない

4位  子どもとしっかり向き合っている

5位  家事を完璧にこなしている 

かぜあお

このランキングがすべてあてはまらない私です、、、。

実際、無理だと思いませんか。

別サイトで見た、働くママのお悩みランキングです。

ワーキング・ママの悩み

・疲れがとれなくて、体調を崩しやすい

・満足に家事ができていない

・時間に追われている毎日で精神的にもイライラしてしまう

・子どもとしっかり向き合えているのだろうか

・仕事に打ち込むことが出来ず、キャリアアップにも影響があるのではないか

私は、こちらがぴったり当てはまる母親でした。

子育ての悩みは子どもの年齢で変化

子どもの成長と共に悩みも変化していきます。

かぜあお

私が一番つらかったのは、小学校高学年から中学生と比較的成長してからでした。

0歳から12歳

年  齢子どもの成長ママの悩み
0歳から3歳頃・夜泣き、授乳、離乳食など・昼夜問わずお世話で疲れる
・イヤイヤ期・自分の感情コントロールも
 難しい
4歳から5歳頃・自我の芽生え・自己主張・イライラしたり焦ったり
・友達との関わり・仲良くできるか心配
6歳から12歳頃・小学校での習慣が確立・勉強についていけるか心配
・集団行動を学んでいく・仲間はずれにならないかな
・習い事をはじめる・続けていける?成果出せる?

13歳から19歳頃

年  齢子どもの成長ママの悩み
13歳から15歳頃・中学生となり思春期に入る・子どもにどう接するべきか
・勉強に対する意識に差がでる・成績が伸びなくて心配
・友達関係が密に複雑になる・馴染めているのか?いじめ?
・将来に対する漠然とした不安・子どもの進路はどうする
16歳から18歳頃・高校は具体的な将来像が必要・話し合いがしっかり出来ない
・生活面においても自立が必要・手をかけすぎてしまう
・大学受験に向けての準備・お金はどの位かかるのだろう
19歳から・すべてにおいて自立が必要・口出ししたくなるけど我慢

悩みを少しでも解決する工夫

かぜあお

自分が楽になることを優先して考えていいんです。

「子どもの一生を決めるのは育て方しだい」

「親しだいで子どもの一生が決まる」

こんな言葉にプレッシャーをもつママたちは多いと思います。

実際、私も子育て中は、悩んで自分を責めることもありました。

でも、手を抜くときは手を抜いていいし、疲れたら寝てしまえばいいんです。

そのためには、どうしたらいいか、私が実践したことです。

手がかかる小さい時期は、周囲にお手伝いいただける人を見つけました。

・自分の両親や、義父母。兄弟や、義兄弟。任せて安心な親戚。

・子育て支援センターや病児保育など、いざという時に子どもを預かってもらえる施設の確保。

・信頼できるベビーシッターさんとの契約。

・他の人にお願いする事に、罪悪感を持つことをやめました。

・それでも子育てを維持するのが難しい時は、生活を見直して転職をしました。

中学生からは、子どもとしっかり向き合いました。

・食事は必ず子供たちと一緒に食べることを心掛けました。

・進路のことや勉強のこと、塾や成績など、重要なことは、しっかり向き合って決めました。

 ケンカや言い争いになることもありましたが、決してあきらめませんでした。

 娘と口論になって、しょうゆボトルが宙を舞ったこともありました、、、。

・決めたことには、全身全霊、精一杯の時間を注いで協力しました。

・同じ目線で物事を話せるよな関係性を目指し、一緒に学ぶこともありました。

ワーキングママでよかったと思う理由

子ども達が成人し、今思うことは、ワーキングママでよかったということです。

もちろん、専業主婦に憧れたこともありましたし、否定をする気持ちもありません。

どんな生活の形であれ、世の中のママ達はたくさんの悩みや葛藤をもっていることを知っています。

それを踏まえて、働き続けてよかったと思う理由です。

1.金銭的な心配が少なくて済んだ

・子ども達が自分の意志で興味を持ち、進みたいと思った道にお金かけてあげることが出来た。

・資格取得など、自分自身の意欲にもお金をかけることができた。

2.子ども達が精神的に自立してくれた

・子ども達自身で工夫をしながら、生きていくための知恵を得ることが出来たように見える。

・親を頼らずに自分たちで物事を決められるようになった。

・子ども達は、親が考えていた程、手をかけてあげられなかった事に不満を持っていなかった。

3.働くことで、自分に自信を持つことができた

・子どもが小さい頃は、会社を休んでばかりで仕事に自信を持つことが出来ない時期もあったが、諦めることなく自己研鑽に励んだことで、人としても認めてもらえたと実感できた。

・子どもと離れる時間があることで、逆に冷静になり、子ども達との関係性を考えることができたと感じる。

4.忙しすぎて効率のよい時間の使い方が自然と身に付いた

・何をどうすれば早くに楽に動けるかを考えるようになり、意識しなくても自然と効率的に動けるようになった。

・仕事でも同じように行動できるようになり、評価してもらえるようになった。

5.子ども達と仕事の話や悩みなどを話せる関係性が嬉しい

・職種の違いはあれど、悩みや工夫などを話し合える関係性になれた。

 家族全員で食事をしながらお酒を飲み話す時間は、何物にも代えがたい大切な時間となった。

・子ども達は、親が必死になって働いて自分たちを育ててくれたことを理解し、人生の先輩として尊敬していると言ってくれた。

今をがんばるママたちへ

子どもの成長と共に、ワーキングママ達も成長していきます。

子育てはもちろんですが、仕事でも、ママだからこそ、様々な経験をしているからこそ出来ることは必ずあります。

今は辛くも、未来を信じて、悩みや苦しみを一つ一つ解決しながら進んでみて下さい。

自分が決めたことを正解に!

一応まだ私もワーキングママではありますので、年齢に関係なく成長できるよう頑張ります!