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ワーママのみなさんは、社内の人や取引先の方々と接するとき、結婚指輪をしているか、していないか気になるときありませんか?
指輪をしていた方が、取引では信頼度が違うなどと聞いたこともありました。
「結婚指輪、つけてますか?」
この質問、意外と答えは人それぞれです。
ある日、職場で同僚と雑談していたときのこと。「あれ?旦那さん、結婚指輪してるんだね」と何気なく言ったら、「うん、ずっとしてる。私は家事のときに外したら、何年もそのままになっちゃった」との返答。
ふと、自分の手を見てみると…そういえば私も、もう数年つけていない。
今回は、「結婚指輪をするか、しないか」について、実際の統計や、理由、そして我が家のケースを交えて綴っていきます。
子育ての投稿ではないのですが、ご勘弁下さい!
統計で見る「結婚指輪、つけてる?」事情
まずはデータを見てみましょう。以下は、近年の調査結果(※複数の調査を元にした推計)をまとめたものです。
結婚指輪の着用状況 | 割合(既婚者) | 備考 |
---|---|---|
常につけている(夫婦とも) | 約45% | 最も多いが、年々やや減少傾向 |
夫だけ・妻だけつけている | 約25%(夫のみ:15%、妻のみ:10%) | 夫婦でスタンスが異なるケースが増加 |
基本的につけない | 約30% | 若年層やシニア層で増えている |
年齢層別では以下の傾向も見られます。
- 20〜30代: ファッションや育児・仕事の理由で「つけない」人が増加
- 40〜50代:「夫婦でバラバラ」傾向が目立つ
- 60代以上: 「昔はしてたが、今はしていない」が多数派
そもそも、なぜ結婚指輪を「つける」のか?
「結婚指輪は、夫婦の絆の象徴」…そんなイメージは昔からありますが、実際につけている理由を聞いてみると、意外に実用的な声も多くあります。
つける理由ベスト5(複数回答):
理由 | 回答率(%) |
---|---|
結婚していることの証として | 72% |
パートナーとのつながりを感じるため | 58% |
外すと忘れそうだから | 43% |
相手がつけてほしいと言うから | 29% |
ファッション的に馴染んでいるから | 21% |
職場で「既婚者アピール」として指輪をつけている人も一定数おり、パートナーへの信頼の証として続けている人もいます。

では、なぜ「つけなくなる」のか?
逆に、「つけない」理由も聞いてみましょう。こちらも生活実感がにじむ結果になっています。
つけない理由ベスト5(複数回答あり):
理由 | 回答率(%) |
---|---|
家事・育児で邪魔になる ※特に育児の時に気になってしまうなど | 61% |
手がむくむ・サイズが合わない | 48% |
金属アレルギー・かゆみが出る | 36% |
そもそも習慣がなくなった | 32% |
仕事柄、装飾品をつけられない ※医療関係者の方など | 27% |
最近では「夫婦の絆=指輪」という図式にこだわらないカップルも多く、「無理に合わせない」というスタイルが定着しつつあります。
我が家の場合|夫婦で違っても、それが自然
ちなみに我が家はというと、夫はずっと指輪をつけています。
つけっぱなしだし、30年以上も経つと、もはや身体の一部と化していると笑っていました。
一方、私は数年前から外しました。きっかけは「むくみ」。
朝になると指がパンパンになっていて、リングが苦しい…。指輪も変形してしまって、楕円形になっています。外して寝る習慣がついたら、次第に日中もつけなくなり、今に至ります。
最初は少し罪悪感がありました。でも、夫に「最近指輪してないね」と言われたとき、「うん、むくんで苦しいのよ」と正直に言ったら、「なるほど、それなら無理しない方がいいね」と一言。
それだけでした。
夫婦で違う選択をしても、何の問題もないんだと、改めて感じた瞬間でした。
最後に|絆は、目に見えないところにもある
結婚指輪は、たしかに素敵な象徴です。
でもそれが「なくても」「外していても」、愛情が減るわけではないし、信頼が薄れるわけでもありません。
大事なのは、「お互いに納得していること」。
たとえば、
- 一緒に指輪を外すタイミングを決める夫婦
- 記念日だけつけるというスタイル
- ペアリングをネックレスにして持つ
- 指輪はしないけど、毎日一言「ありがとう」と言う
そんな「目に見えない絆」こそが、長く続く関係を支えているのかもしれません。
あなたの選択が、いちばん自然
この記事を読んで、「うちはどうかな?」と少しでも考えるきっかけになったら嬉しいです。
意識していなかったことだけど、改めて考えるとどうなのか。
指輪をしていても、していなくても、お互いを思いやる気持ちに正解はありませんよね。
「みなさんらしい夫婦の形」こそが、いちばん自然で、いちばん素敵です。
