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「仕事を休むときの連絡マナー」|突発・事前・メール・LINE例文あり

仕事

社会人として避けて通れない「仕事を休む」連絡。当然の権利と分かっていても、なかなか言い出しにくいものです。

私も、子どもの行事などでお休みしたい時に言い出せず、結局、行事に参加できないこともありました。特に医療関係やサービス業のように、患者さんやお客様が相手の業種は、休みにくいと感じます。

しかし、そこは割り切りが必要です。

早めに休みの報告を行い周囲に十分な配慮をすることで、業務への影響を最小限にすることができます。

旅行やイベント、家族の事情、突発的なトラブル――事情はさまざまですが、休む際の連絡マナーをきちんと守ることが、信頼関係を保つカギです。

ましてや、自分や家族の体調不良などで突発的に休む際も、社会人としてのマナーには十分に注意したいものです。

この記事では、

  • 事前にわかっている休みの連絡マナー
  • 突発で休むときのマナー
  • 一日だけ休む場合と、複数日休む場合の違い
  • 電話できないときの、メールやLINE例文
  • 休んでいる時の注意点

について、わかりやすく解説します。


【1】事前にわかっている休みの連絡マナー

▶基本ルール

できるだけ早く上司へ報告する(業務のスケジュールなども考えて)
理由を明確にする(私用、通院、家族の事情など)
自分の業務の進捗や、休みの間の引継ぎ等を伝える
・報告の際は、口頭で報告がベスト(社内の規定に沿った報告を)

▶例文(口頭/メール/LINE)

【口頭で報告】

お疲れ様です。私用で○月○日に有給休暇の取得をお願いいたします。

○○案件の報告は、データ作成の上、△△さんへ共有しております。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

【メール/LINEで報告:社内の規定上、可能な場合】


件名:○月○○日(曜日)の休暇取得について(氏名)

○○課長

お疲れさまです。□□です。
私用のため、○月○○日(曜日)に有給休暇を取得させていただきたくご連絡いたしました。
当日は〇〇案件の進捗報告がありますが、前日までに整理し、△△さんに共有いたします。

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。


👉事前に報告時のポイント

  • 「事前に対応します」の一文があると、印象がグッと良くなります。
  • 年休や私用休暇など、社内ルールに沿った表現を心掛けて下さい。

2】突発的に休むときのマナー

▶基本ルール

始業前に必ず連絡(就業時間30分前までには連絡したものです)
電話が基本(理由:スピード・確実性)
体調不良時は無理せず、要点のみ簡潔に
出社見込みがあるかどうか伝える

▶例文(電話・メール・LINE)

【電話での依頼】

「おはようございます、□□です。
申し訳ありませんが、今朝から熱があり体調が悪いため、本日はお休みをいただけますでしょうか。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」

【メール/LINEでの依頼】


件名:本日(○月○○日)欠勤のご連絡(氏名)

〇〇課長

おはようございます。□□です。
本日、体調不良により欠勤させていただきます。
朝から高熱と頭痛があり、病院を受診する予定です。

ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。


👉突発的な休みの注意点

  • 社内ルールで「電話のみ可」となっている場合は、家族から連絡してもらう工夫も必要。
  • 可能であれば、「今日の業務の中でご迷惑をかけそうな部分」も一言あると丁寧です。
  • 出社後、上司や同僚への「ご迷惑をおかけしました」などの一言は大切です。

【3】一日休みと、二日以上休む場合のマナーの違い

休暇期間連絡のポイント補足
一日だけ体調や予定に応じた簡潔な報告でOK状況に応じて業務引き継ぎの有無を伝える
二日以上医師の診断書が必要な場合も/今後の見込みを伝える毎朝報告 or 回復次第報告のいずれかを相談

▶二日以上の場合の例文


件名:欠勤のご報告と今後の見通し(氏名)

〇〇課長

お疲れさまです。□□です。
昨日より発熱○○度が続いており、本日受診したところ「〇〇のため数日安静が必要」との診断を受けました。

現時点では、○月○○日(曜日)ごろまで休養の見込みです。
業務の進行に支障が出ないよう、可能な範囲で対応させていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします


【4】どうしても電話ができないときの配慮ポイント

体調不良で声が出せない、寝込んでいて動けない…。

そんなとき、メールやLINEでの連絡もやむを得ない場合があります。

ただし、次のような配慮を心がけましょう。

✔送る前に確認すること

  • 送信先は直属の上司のみか、関係者へも必要か
  • 時間帯は始業前かどうか
  • 丁寧な文面になっているか

✔例文(メール/LINE)


件名:本日(7月27日)欠勤のご連絡(氏名)

【〇〇課長】
おはようございます。□□です。
大変申し訳ありませんが、今朝から高熱で体が動かず、電話ができない状態です。
本日、体調不良のため欠勤させていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


✔返信が来たら

「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。ご理解ありがとうございます。」
と一言入れると印象が良くなります。


【5】まとめ|社会人としての信頼は“休むとき”に表れる

これだけは注意!

  • 同じ理由で何度も休まない(冠婚葬祭や体調不良など、続く場合は不審に思われるかも)
  • 月曜日や連休明けに、突発的な休みを繰り返さない
  • 体調不良での休みの場合は、SNSの投稿や外出は控える

休むこと自体は悪いことではありません。
むしろ、体調管理も社会人の責任のひとつですので、出勤しない方が良い場合もあります。

ただ、休む際の連絡の仕方によっては、「いい加減な人」「自己中心的」
と見られてしまうことも考えられます。

普段の信頼関係を壊さないためにも、
早めの連絡・明確な理由・丁寧な言葉業務に対しての配慮を意識して、「安心して任せられる人」でありたいですね。

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