当メディアは各種アフィリエイトプログラムに参加しています

ワーママへ”更年期”とうまく付き合う方法|私が経験して学んだ乗り越え方

仕事

はじめに

「更年期」という言葉を耳にすると、多くの女性が不安や戸惑いを感じるのではないでしょうか。私自身は、30代後半から心身の変化に直面することが徐々に増え「これって、まさか更年期?」と感じることがありました。

特にワーママとして働き続ける中で迎える更年期は、想像以上に大きな試練でした。家事も育児も仕事も手を抜けない、そんな状況の中で、体調の変化と向き合わざるを得なかったのです。

けれど今振り返れば、更年期は「ただつらい時間」ではなく、むしろこれからの人生をどう生きるかを考える貴重なきっかけでした。この記事では、私の体験や工夫を振り返りながら「働くママ達が更年期をどう乗り越えられるか」を一緒に考えていきたいと思います。

まだまだ先と思っている若いワーママのみなさんも、今後の知識として、是非読んでみて下さいね。


更年期とは?私が実感した“体と心のゆらぎ”

医学的には、更年期とは卵巣の機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)が減少することで、心身にさまざまな変化が起きる時期を指します。

実際に私が感じた変化

  • 顔や体が急に熱くなる「ホットフラッシュ」
  • 夜中に何度も目が覚めて、翌朝ぐったり
  • 小さなことにイライラしたり涙が出たりする
  • 会議中に集中できず、ミスが増えた
  • 月経過多により、常に体調不良の状態が続く

一番辛かったのは、月経過多でした。外出や会議などで、長時間化粧室にいけない時は、びくびくして過ごしていました。何度か失敗などもあり、落ち込むことも多かったです。もちろん貧血もひどく、健康診断では常に異常数値。でもそれが毎日続くと、めまいや頭痛などの症状が当たり前になっていたという怖い状態でした。

はじめの頃はよくわからず「まだ30代なのに、どうしてこんなに不調が?」と心配になることも多かったです。けれど、これは「プレ更年期」であることを、後で知りました。

***関連記事***

「突然涙が出るのはなぜ?」働く女性が抱えるメンタル不調とその乗り越え方
子どもが中学生の頃だったと思います。いつものように子どもを送り出して、急いで自分の支度をしていた朝、、、。鏡の前で化粧をしていたとき、不意に涙がぽろっとこぼれました。あとからあとから涙があふれてきて、どうしたらいいのかわからなくなった事があ...

更年期はいつからいつまで?閉経との関係

閉経の平均年齢と個人差

  • 日本人女性の閉経の平均年齢は約50歳前後といわれています。
  • 閉経年齢には大きな個人差があり、40代で閉経する人もいれば、50代後半まで月経がある人もいます。
  • 一般的には40代半ばから50代半ばの10年間を更年期と呼び、この期間に心身の変化が生じます。

閉経のサインと予測

ホットフラッシュ、動悸、関節痛などの更年期症状も、閉経が近いサインである可能性があります。

月経周期が短くなったり長くなったり、経血量が大量に増加したりなどの、月経の変化が起きる場合があります。

高温期と低温期の二相のパターンが崩れるなど、基礎体温の変化からある程度閉経に近づいていることがわかることもあります。

そこから数年は症状が続きますが、50代半ばに差しかかるころには、心身ともに少しずつ落ち着きを取り戻します。少しずつ「トンネルを抜けた」と実感できるようになり、正直ホッとする瞬間です。

ただ、すべてが回復するわけではなく、倦怠感やホットフラッシュは続いていくことが多いようです。


更年期に向けての心がまえ

私が経験して学んだことは、次の3つです。

更年期を前向きに過ごす心がまえ

┌───────────────┐
|① 体調の変化を素直に認める   |
|② 一人で抱え込まない      |
|③ 生活習慣を整える       |
└───────────────┘

どのような症状が更年期なのかがわからず、悩んだ時期もありましたが、「私だけじゃない」と思えると、気持ちが軽くなります。


働きながら更年期を乗り越える工夫

ワーママにとって更年期は「仕事との両立」が一番の課題だと思います。私も体調不良で出勤がつらい日がありました。そんなとき、以下の工夫が役立ちました。

職場でできるセルフケアチェックリスト

☑ スケジュールに余裕をもたせる
☑ 会議や業務を詰め込みすぎない
☑ デスクに常温の水やハーブティーを常備しておく
☑ 昼休みに10分でも体を休める
☑ 羽織り物やカイロで温度を調整

「ほんの少しの工夫」で、一日の過ごし方は変わります。

***関連記事***

ワーママ必見!│やる気が出ない朝でも仕事を回すコツと対処法
朝、子どもの支度や家事をこなしてから仕事に向かうワーママにとって、やる気が出ない日は珍しくありません。寝不足、疲れ、天気や体調…理由はさまざま。でも、会社や在宅勤務では待ったなしでタスクがやってきます。この記事では、やる気が出ない朝に無理せ...

医療の力を借りる勇気

私はしばらく「病院に行くほどでもない」と思い込み、我慢していました。しかしある日、月経過多で動けなくなり「もう無理だ」と婦人科を受診しました。

漢方薬やホルモン治療、生活指導を受けました。症状の改善は緩やかでしたが、駆け込める場所がある安心感を持つことができました。専門家に相談することは自分を守る大切な一歩です。


私が助けられた日常習慣

更年期を乗り越えるために、私が特に意識したのは次の3つです。

更年期セルフケアの3本柱

🌙 睡眠を最優先にする
→ 家事を完璧にするより「寝ること」を優先しました。今でも私の元気の源は、睡眠です。

🚶 軽い運動を続ける
→ ウォーキングや軽いストレッチは、血流改善&気分が安定してきます。

💖 自分だけの時間を大切にする
→ 誰かのためではなく、自分のために過ごす時間が大切。短時間でも気持ちを落ち着かせる時間をもつ。

この3本柱を意識したことで、心も体も少しずつ安定して乗り越えることができました。


共感エピソード:同じ世代のママたちの声

私の周りにも、更年期に悩むママたちがいました。

  • 「子どもの受験期と更年期が重なって、本当にしんどかった」
  • 「職場で理解してもらえず、つらくて転職を考えた」
  • 「でも、友達と話すだけで気持ちが軽くなった」

私だけじゃなく、みんな同じように揺れながら過ごしていると知り、心強く感じました。


更年期を経て見えてきたもの

今、50代を迎えた私が思うのは、更年期は人生の転換期だったということです。

  • 無理をしすぎない働き方
  • 家族に頼ることの大切さ
  • 自分を労わる優しさ

これを学んだからこそ、今の自分があるのだと思います。


まとめ|ワーママへのメッセージ

更年期は避けられないけれど、決して恐れる必要はありません。きちんとした知識と対処法を身に着けておけば安心です。

  • すべてにがんばりすぎない
  • 安心できる家族に協力を求める
  • 自分自身に優しくしてあげる

この3つを意識することで、働きながらでも必ず乗り越えられます。

私自身がそうであったように、あなたもきっと「更年期」を乗り越え、自分なりのペースで前に進めるはずです。

PAGE TOP