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「車好き男の子」の成長ストーリー|好きなことを突き詰めた先に待っていた未来

子育て

はじめに

以前のブログ記事「車好き トミカ好き 男の子将来どうなる?」では、小さな頃から車やトミカに夢中だった息子の姿を振り返りました。親としては「好きなことは将来につながるのか?」という思いが常にありました。

そして今回の記事は、その続編です!

息子が成人し、社会人として歩み始めた今、「好きなことを突き詰めたら本当に未来につながった」という実例を詳しくご紹介します。

結論からいえば、好きなものは突き詰めるほどプロフェッショナルになるということを、身をもって実感しました。


幼少期:トミカと車に夢中だった日々

息子が小さな頃から好きだったのは、何よりも「乗り物」。誕生日やクリスマスのプレゼントといえば、必ずトミカやプラレールでした。特にトミカは大好きで、家の床一面に道路マットを敷き詰め、ミニカーを走らせては「これは救急車、こっちはパトカー」と夢中で遊んでいました。

その熱中ぶりは、親から見ても「すごいな」と思うほど。おもちゃ売り場では車コーナーから動かず、テーマパークに行っても車関係の展示に吸い込まれていきました。幼少期から芽生えた“車好き”は、遊びだけではなく知識の吸収にもつながっていきました。

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学生時代:車に関する知識が自然と身につく

小学校・中学校に進むにつれ、息子の関心はより専門的な方向へ。トミカからはじまった「車好き」は、いつしか実車のカタログ収集や最新モデルのチェックへと進化しました。自動車メーカーごとの特徴、排気量や燃費、車種ごとの違いなど、親の私が驚くほど詳しく語れるようになっていました。

高校時代になると、インターネットで車の仕組みやエンジン構造を調べたり、整備士の資格情報を覗いてみたりと、好きがさらに深まりました。ただ「好き」で終わらせず、知識やスキルを自分のものにしていく姿勢が垣間見えたのです。

その、突き詰めて深堀して取り組んでいくことは、他の学びにも活かせていたと思います。


就職:車好きが仕事につながった瞬間

大学で学んだのは電気・電子工学。本人いわく「車の未来は電気やシステムが支える」との考えから、その道を選んだようです。そして就職活動を経て、電気エンジニアとして車関連の企業に入社しました。

就職1年目にして、中古車を自分で購入。都内に住みながらも「やっぱり車のある生活がしたい」と即決したのには驚かされました。購入手続きや登録なども一人でスムーズにこなし、さすが“車好き”と思わず感心。免許を取ったばかりの頃から、車に対しては常に前向きで行動力がありました。

さらに、エンジニアとしての専門知識を活かし、車の電装系やシステムにも強く、家族の相談にも即対応。**「困ったら息子に任せれば安心」**という存在になりました。


車好きがもたらす家族への恩恵

息子が車好きであることは、本人のキャリアだけでなく家族にもメリットがありました。たとえば:

  • 車の最新アプリなどをスムーズに設定してくれる
  • 新しい車用品やカスタムの情報に詳しく、適切なアドバイスをくれる
  • ボーナスで高額な車用品をプレゼントしてくれることも

親として「こんなに心強い存在になるとは」と感謝する場面が増えました。小さな頃に夢中になっていた姿を思い出すと、「あの時の好きが、こんな形で役立つなんて」と感慨深いです。


好きなことを突き詰める力

今回の経験から強く思うのは、子どもの“好き”は将来を形作る大切な種だということです。

最初は単なる遊びの延長に見えても、突き詰めれば専門性となり、社会での強みになる。息子の場合、「車好き」がそのままキャリアに直結しました。

心理学でも、興味関心の強い分野に熱中することは「フロー体験」と呼ばれ、自己効力感や成長意欲を高めるとされています。好きなことだからこそ努力を惜しまないし、知識も自然に身についていくのです。


好きがもたらす知識欲

帰省した際に息子と話していて驚いたのですが、会社の決算報告書に目を通して分析しているというのです。全く畑違いのことにも興味をもつようになり、知識欲がどんどん展開されていくのだと思います。

決算書をみると詳しい数字は分からないようですが、「どんな車がどんな国で売れるのか、売れないのか」「減収増益?増収減益?なぜなんだろう」など、私に質問してくる姿に嬉しさを隠せませんでした。

決算書のことで、息子とこんなに話が弾むなんて思いもしませんでした。

親としてできるサポート

ここで改めて振り返ると、親ができることは「無理に方向転換させない」ことだったと思います。

子どもが車に夢中でも「もっと勉強しなさい」「他のもので遊んでみたら」などと口出しせず、関連する図鑑やカタログを一緒に見たり、展示会に連れて行ったりと、好きを広げる環境を作ることを意識しました。

もちろん、進路に悩む時期もありました。「本当に車に携わる仕事ができるの?」という不安もあったでしょう。しかし最終的には、自分で選んだ道を突き進み、今のキャリアを築いています。


まとめ:車好きは“あり”です

息子の成長を振り返って思うのは、**「車好きはあり」**ということ。好きなことをとことん突き詰めた結果、社会人としての武器となり、家族にとっても頼もしい存在になりました。

子どもの「好き」は時に親から見れば心配の種に思えるかもしれません。しかし、それは将来を切り開く大切な力かもしれないのです。好きなことを応援し、見守ること。これが親としてできる最高のサポートではないでしょうか。


読者へのメッセージ

もしあなたのお子さんが「車」でも「恐竜」でも「ゲーム」でも、何かに夢中になっているなら、それは大きな可能性を秘めています。無駄になることは一つもありません。

“好き”はいつか、その子をプロフェッショナルへと導く力になるのです。


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