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【決定版】職場の香典マナーと相場|上司・同僚・部下|ご家族へのお付き合い

仕事

「いざ」という時、会社関係者へのお悔やみやお付き合いで戸惑う方は少なくありません。

私も、上司・部下のみならず、他部署の同僚など、どこまでのお付き合いにするべきか悩むことがあります。

職場の香典は、故人への弔意を示すだけでなく、遺族へのサポート、そして何より今後の人間関係に関わる大切なマナーです。

ここで一つ明確にしておきたいのが、会社の弔慰金」と「個人の香典」の違いです。

  • 会社の弔慰金・慶弔見舞金: 会社の規定(福利厚生)に基づき、会社名義で支給されるものです。
  • 個人の香典: 社員が個人的な弔意を示すために、自己負担で包むものです。

本記事は、**あなた個人が包む「香典」**に関するマナーと相場です。会社からの弔慰金とは切り離して、個人としての適切な金額を判断するための参考にしてください。


【早見表】職場の人間関係別 個人として包む 香典の相場

【前提】 会社の慶弔規程に基づき、会社から弔慰金が支給される場合でも、個人として弔意を示したい場合の相場です。個人的な親交の深さや、あなたの役職によって金額を調整する必要がありますが、以下の金額を目安として参考にしてください。

※お心遣いは、職場での関係性によって違ってきます。私の場合悩んだ時は、周囲との足並みを揃える、今後もお付き合いが続く関係性であるかなどを考えます。

故人との関係性故人のご家族との関係性香典の目安金額
上司父母・義父母5,000円~10,000円
上司祖父母3,000円~5,000円
上司兄弟姉妹・子ども5,000円~10,000円
同僚・部下父母・義父母3,000円~5,000円
同僚・部下祖父母3,000円
同僚・部下兄弟姉妹・子ども3,000円~5,000円
部署・有志で出す場合1,000円~3,000円程度/人
【補足】叔父・叔母3,000円(※故人のご家族と親交がある場合)

【注意】 偶数、特に「四(死)」「九(苦)」を連想させる金額(4,000円、9,000円)は避けるのがマナーです。


香典袋の選び方と表書きの注意点

香典袋は、宗派と金額によって選び方が異なります。

宗派別の香典袋と表書き

宗派水引の色・形表書き(上段)
仏式 (四十九日法要前)白と黒 or 双銀の結び切り「御霊前」「御香典」
神式白と黒 or 双銀の結び切り「御玉串料(おんたまぐしりょう)」「御榊料」
キリスト教式水引はつけない or 白い封筒「御花料」「御ミサ料」

【厳禁】「御仏前」は四十九日以降に使う言葉です。通夜・葬儀では必ず**「御霊前」**を使用しましょう。

表書きは「薄墨」で書く

弔事の際、文字は薄墨の筆ペンや毛筆で書くのが正式なマナーです。

これは「涙で墨が薄くなった」「急なことで墨を十分にすることができなかった」という悲しみの気持ちを表しています。

金額と氏名の書き方

香典袋には、中袋(内袋)の表と裏、外袋の裏にそれぞれ情報を記載します。

A. 金額は「旧字体(大字)」で書く

金額の改ざんを防ぐため、漢数字の旧字体(大字)を使用します。中袋の表面中央に記載します。

金額大字(旧字体)での書き方
5,000円金伍仟円
10,000円金壱萬円

B. 氏名(中袋の裏・外袋の裏)

  • 個人で出す場合: 中袋の裏面に住所と氏名を記入します。
  • 連名で出す場合:
    • 3名まで: 外袋の表書き下段に、右から目上(役職が上)の順に氏名を書きます。
    • 4名以上: 代表者の氏名と、その左下に「他一同」と書き、別紙に全員の氏名と金額を記載して中袋に入れます。

お金を入れる際の注意点(お札の入れ方)

香典は、必ず**中袋(内袋)**に入れてから、外側の香典袋に入れます。

新札は避ける

新札は「不幸を予期して準備していた」と受け取られかねないため、香典には適しません。新札しかない場合は、一度折り目をつけてから使用するのがマナーです。

お札は「裏向き」で統一する

お札の入れ方にも、「悲しみを表す」マナーがあります。

  1. お札は、中袋に入れたとき、人物の顔(肖像)が裏側(中袋の裏面)になるように入れます。
  2. さらに、顔が中袋の下側に来るように揃えます。

これは「悲しみのために顔を伏せる」「急なことで用意したためお札の向きを揃える余裕がない」という意味合いを込めた作法です。


状況別:香典を渡すときのマナー

受付での渡し方

香典は、袱紗(ふくさ)に包んで持参し、受付で渡す際に袱紗から取り出します。

  • 「この度はご愁傷様でございます」と弔意を述べます。
  • 受付係から氏名を書くよう求められたら、記帳します。
  • 袱紗を台にして香典を両手で差し出します。

代理で弔問する場合

上司など、本人が参列できない場合は、代理人が弔問します。

  • 受付では「○○(上司の氏名)の代理で参りました、同僚の○○(あなたの氏名)です」と伝えます。
  • 記帳は、上司の氏名を記入し、その左下に「代」と書き添えます。
  • 香典は上司の名義で包みます。

📝 まとめ

職場の香典マナーは、会社の規定とは別に、金額の相場だけでなく、薄墨の使用や、お札の入れ方といった細やかな配慮が大切です。

この情報が、いざという時の不安解消につながり、あなたの丁寧な心遣いが故人のご家族に伝わる一助となれば幸いです。

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