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皆さま、こんにちは。
冷たい風が吹き抜け、家の中で過ごす時間が愛おしく感じられる季節になりましたね。
最近のニュースを耳にするたび、どこか他人事ではいられない不安を感じることはありませんか?
名だたる大企業のシステムがランサムウェアによって停止し、身代金を要求される。あるいは、私たちが日常的に利用しているサービスから膨大な個人情報が流出してしまう……。ITが空気のように当たり前になった現代において、「情報の安全」はもはや専門家だけが考えればいい問題ではなく、私たち一人ひとりが向き合うべき切実な課題となっています。
そんな社会の荒波を目の当たりにして、私の中に眠っていた「学びへの情熱」が、再びムクムクと湧き上がってきました。
ITパスポート合格から、さらなる高みへ
思えば数年前、私は50代になってから**「ITパスポート試験」**に挑戦しました。
当時は「この歳で新しいITの知識なんて覚えられるかしら?」という不安もありましたが、一歩踏み出してみれば、知らなかった世界が広がる楽しさに夢中になりました。
【当時の記録はこちら】

無事に合格した時の、あの達成感。そして、「いくつになっても、自分をアップデートできるんだ」という確信。それは、仕事でもプライベートでも、私の背中を力強く押してくれる自信となりました。
その後、仕事は怒涛の忙しさを迎え、パソコンを開くのは業務をこなすためだけの日々が続いていました。しかし、冬を迎え、自宅で自分と向き合う時間が増えた今、ふと思ったのです。
「あの時の合格で満足して止まっていていいのだろうか。今の私に、本当に大切な知識は何だろう?」
その答えが、今回挑戦を決めた**「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」**でした。
情報セキュリティマネジメント試験(SG)とは何か?
「名前は聞いたことがあるけれど、ITパスポートと何が違うの?」と思われる方も多いかもしれません。ここで少し、この試験の魅力と概要をご紹介します。
この試験は、経済産業省が所管する**国家試験「情報処理技術者試験」のひとつです。
ITパスポートが「ITを利用するすべての人が備えるべき基礎知識(スキルレベル1)」であるのに対し、情報セキュリティマネジメント試験は、さらに一歩踏み込んだ「情報の安全を管理・運用する人(スキルレベル2)」**を対象としています。
いわば、ITの「一般常識」を身につけた人が、次に目指すべき「情報の守り手」としての証明書なのです。
気になる合格率と難易度
「レベル2」と聞くと身構えてしまいますが、最新の試験データ(CBT方式移行後)を見ると、少し意外な実態が見えてきます。
| 指標 | ITパスポート (IP) | 情報セキュリティマネジメント (SG) |
| 合格率 | 約50%前後 | 約70%前後 |
| 試験の性質 | 広く浅いIT全般の知識 | セキュリティに特化した実践力 |
| 50代の相性 | 暗記量が多い | 実務経験・判断力が活きる |
「合格率70%なら簡単なの?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。受験者の多くがITパスポート合格者や、現場で危機感を感じている社会人であるため、受験層のレベルが高いことがこの数字に表れています。
試験は「科目A(知識)」と「科目B(技能)」に分かれていますが、特に「科目B」は、架空の企業で起きたトラブルを読み解くストーリー形式の問題です。これは、長年社会で揉まれてきた私たち50代にとって、実は**「これまでの経験(常識)」が正解を導くヒントになる**ことが多く、非常に相性が良い試験だと言われています。
なぜ「今」、この資格なのか
仕事に家事に、責任も重い管理職。そんな時期に、なぜあえて机に向かうのか。そこには3つの大きな理由があります。
組織を守る「責任」を知識で裏付けたい
私たちは、職場ではベテランの域にいます。部下や後輩が怪しいメールをクリックしそうになった時、「それは危ないよ」と感覚で止めるだけでなく、「なぜ危ないのか、どんなリスクがあるのか」を論理的に説明できるリーダーでありたい。そのための「武器」が、この資格です。
自分と家族の「日常」を守る防護壁
ランサムウェアやフィッシング詐欺は、会社だけでなく私たちのスマホや銀行口座も狙っています。最新の攻撃手法を知ることは、大切な財産やプライバシーを守るための「最強の防犯カメラ」を設置するのと同じです。
「冬のおこもり時間」を最高の投資に変える
冬の夜、冷たい風の音を聞きながら、温かいコーヒーをお供に参考書を開く。
ただ受動的にドラマを眺めて過ごす時間も贅沢ですが、自分の脳に新しいシナプスを作っていく感覚は、何物にも代えがたい「自分へのご褒美」です。この冬を越えた時、今より少し賢くなっている自分を想像すると、ワクワクが止まりません。

これからの歩み:合格報告を目指して
正直に申し上げます。仕事の疲れで、1ページも読まずに寝落ちしてしまう夜もあるでしょう。「カタカナ用語が全然頭に入ってこない!」と嘆く日もあるはずです。
でも、それでいいと思っています。
合格まで何ヶ月かかるかは分かりません。でも、「学び始めた」その瞬間に、私の世界は昨日より少しだけアップデートされているからです。
「何かを始めるのに、遅すぎることはない」
この言葉を胸に、私は再び学びの世界に入りたいと思います。
このブログを通して、勉強の進捗や、苦戦しているポイント、そして記憶力が落ちている年代ならではの効率的な学習法などをシェアしていければと思います。
同じように「もう一度学び直したい」と考えている同世代の皆さま。
寒い冬ですが、一緒に心に熱い火を灯して、新しい扉を叩いてみませんか?
数ヶ月後、この場所で最高の「合格報告」ができるよう、一歩一歩、楽しみながら進んでまいります。
応援、よろしくお願いいたします!

