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お正月が近づくと、親族で集まる楽しみの裏で、密かにパパ・ママの頭を悩ませるのが「お年玉」です。
「親戚の子にはいくら包むのが正解?」「うちは1人なのに相手は3人…これって不公平じゃない?」「いつまであげるのが正解なの?」
お年玉は単なるお小遣いではなく、親戚付き合いの縮図でもあります。この記事では、2025年の最新相場から、気になる「人数差のモヤモヤ」を解消する具体的な方法、そして「お互い様で辞める」ための伝え方まで、私の経験を含めて徹底的に深掘りしました!
【最新版】お年玉の年齢別・相手別相場ガイド
まずは最も気になる「いくら包むべきか」の相場を確認しましょう。最近の物価高の影響もあり、少し多めに包む傾向と、逆に「一律」で抑える傾向の二極化が進んでいます。
【年齢別】一般的な相場一覧表
| 子どもの学齢 | 相場金額 | 備考 |
| 未就学児(3〜6歳) | 1,000円〜2,000円 | ポチ袋にお菓子を添えるのも人気 |
| 小学校低学年 | 1,000円〜3,000円 | 2,000円、3,000円がボリュームゾーン |
| 小学校高学年 | 3,000円〜5,000円 | お札の枚数が増えると喜びもアップ |
| 中学生 | 5,000円 | 5,000円札1枚が最もスマート |
| 高校生 | 5,000円〜10,000円 | バイトをしている場合は5,000円に据え置きも |
| 大学生・専門学生 | 10,000円 | 「成人まで」と決めて渡す家庭が多い |
【データの根拠について】 本記事の相場表は、大手リサーチ会社(株式会社インテージ、学研教育総合研究所など)が実施した「2025年お年玉に関する意識調査」の最新結果に基づき、最も回答が多かった金額帯をまとめたものです。
【相手別】渡す相手による微調整
- 自分の子ども: 普段のお小遣いとは別に、3,000円〜5,000円程度を「貯金用」として渡すケースが多いです。
- 甥・姪: 上記の表がそのまま適用されます。ただし、親戚間で「うちは一律3,000円」などと決めている場合はそれに従います。
- 知人・友人の子ども: 1,000円〜3,000円程度。高額すぎると相手の親に気を遣わせてしまうため、あえて少なめにするのがマナーです。
お年玉はいつまで?「辞め時」の3つの基準
「いつまであげ続けるべきか」は、親戚付き合いの中で最も曖昧になりやすいポイントです。
我が家は、就職したら「終了」としていました。姪や甥についても、兄家族と話しをして同じようにしていました。
- 高校卒業まで(18歳):現在の成人年齢に合わせて、高校卒業を一つの区切りにする家庭が急増しています。
- 20歳まで:「成人式」という大きな節目を最後にする、伝統的な考え方です。
- 社会人(就職)するまで:大学や専門学校に通っている間は「学生=守られるべき存在」として渡すパターンです。
★ポイント: 自分の子どもが複数いる場合、上の子が辞めたタイミングで下の子はどうするか、あらかじめ兄弟ルールも決めておくと後で揉めません。
「うちは1人、相手は3人」…人数差のモヤモヤ解消法
SNSでも毎年話題になるのが、この「不公平感」です。自分は合計15,000円出しているのに、返ってくるのは5,000円。この差額を「お祝いだから」と割り切れないのは、決してあなたがケチなわけではありません。
なぜモヤモヤするのか?
お年玉は「相互扶助(助け合い)」の側面があるため、あまりにバランスが崩れるとストレスに感じます。このモヤモヤを解消する3つのアプローチをご紹介します。
「1人あたりの単価」で考えない
相手の子どもが3人いる場合、1人あたりの金額を少し下げ、**「一族としての総額」**が近くなるように調整します。
- 例:自分の子に5,000円もらったなら、相手の3人には2,000円ずつ(計6,000円)にする。
「お金以外」でバランスを取る
差額分を「お菓子のお土産」や「おもちゃのプレゼント」として補填してもらう、あるいは自分が渡す側なら「手土産は豪華にするから、お年玉は少なめで」と提案する。
「投資」だと割り切る
「将来、自分の子が結婚したり出産したりした時に、きっと相手も同じように返してくれるはず」と、長期的な視点で考えることで心の平穏を保つのも一つの手です。

角を立てずに「お年玉を辞めたい」時のテンプレート
お互いに負担を感じているなら、思い切って「卒業」を提案してみましょう。12月の早い段階でLINE等で送るのがベストです。
パターンA:子どもの人数差・家計の負担を考慮する場合
「あけましておめでとう!実はちょっと相談なんだけど、お互い子どもたちも成長してきたし、家計の負担も考えて、今年からお年玉のやり取りを一度『卒業』にしないかな?その分、集まった時にみんなでおいしいものを食べたり、子どもたちが集まる時の食事代に回せたらいいなと思って!」
パターンB:自分の子が卒業するタイミング(一番おすすめ)
「今年でうちの子も高校を卒業して、お年玉をいただくのも最後になるから、これを機に来年からはお互いお年玉はなしにしよう。今まで本当にありがとう!これからはお互い気楽に集まれるようにしたいね。」
パターンC:金額を減らす(または一律にする)提案
「最近、親戚の間でもお年玉の相場が上がってきて大変だよね。うちは今年から、どの子も一律〇〇円にしようと思っているんだけど、〇〇ちゃん(相手)の家も無理して包んでくれなくて大丈夫だよ!お互い気を使わずに続けられたら嬉しいな。」
現代の新常識?キャッシュレスお年玉のメリット・デメリット
最近ではPayPayなどのQRコード決済でお年玉を送る家庭も増えています。
- メリット:
- 新札を準備する手間がない。
- 離れていて会えない親戚にも即座に送れる。
- 親が子どもの使用履歴を管理しやすい。
- デメリット:
- 「ありがたみ」や「正月らしさ」が薄れると感じる年配者もいる。
- ポチ袋を開ける時のワクワク感がない。
★アドバイス: キャッシュレスで送る場合は、LINEでメッセージカードを添えたり、別途小さなお菓子を郵送したりすると、冷たい印象を与えません。
お年玉を渡す時の最低限のマナー
金額と同じくらい大切なのが、渡す時の「形」です。
- 新札を準備する: 折れ曲がったお札はNG。銀行の両替機などで早めに用意しましょう。
- ポチ袋の書き方: 表面の左上に「相手の名前」、裏面の左下に「自分の名前」を。
- お札の折り方: 肖像画が内側になるように左、右の順に三つ折りにします。
- 渡すタイミング: 親の前で、正月の挨拶が終わった後に渡すのが最もスムーズです。
喪中の際のお年玉はどうする?
自分や相手が喪中の場合、お年玉という言葉(=お祝い)は使いません。
- 表書きを**「お年始」「お小遣い」「御健勝祝」**にする。
- ポチ袋は紅白の結び切りや華やかな柄を避け、シンプルで落ち着いたデザイン(白無地や地味な色)を選ぶ。
まとめ:お年玉は「感謝」と「無理のない範囲」が一番
お年玉は、新年の始まりに子どもの健やかな成長を願う優しい習慣です。しかし、それがストレスになってしまっては本末転倒。
大切なのは、親戚間でのコミュニケーションです。
- 相場を知りつつ、自分の家計に合った額を決める。
- 人数差があるなら、早めにルール化を提案する。
- 辞める時は、感謝を込めてスマートに伝える。
お正月が、あなたにとっても子どもたちにとっても、笑顔あふれる素敵な時間になりますように!

