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「宿題よりゲーム優先」「気づけば1時間以上やってる」「やめてって言ってもやめない」――。
小学生とゲームの距離感に頭を抱えているご家庭、多いですよね。
そして夏休みに入ると、その悩みはどんどんヒートアップしていきました。
時間がある分、ゲーム時間がどんどん長くなる…。共働きでは、高学年にもなれば、一人でお留守番も多くなります。
この記事では、そんな「小学生のゲーム問題」をテーマに、
- 親のイライラを減らすための考え方
- 実際にうまくいったルールやコツ
- 夏休みの“ゲーム対策ルール”
- 他の家はどうしてる?リアルな実例
など、ワーママの視点でリアルにまとめました!
小学生のゲーム時間、みんなどれくらい?【実態チェック】
まず、気になる「他の家ってどれくらいやらせてるの?」問題。
その頃、友達に聞いた話をまとめると、だいたいこんな感じだったと記憶しています。
家庭 | ゲーム時間のルール | 実際の様子 |
---|---|---|
A家 | 平日30分だけ | 実際は1時間くらいやってる |
B家 | 土日だけOK | 平日もこっそりやってた |
C家 | 宿題終わったらOK | 宿題を早く雑に済ませてゲームに直行 |
どこも悩んでるんですよね。
完璧に管理するのって、ほんとに無理ゲーです。
親が言う「ゲームやめなさい」は逆効果だった話
「もう1時間以上経ったよ!」「そろそろやめなさい!」「目悪くなるよ!」
──全部、うちで言ってきたセリフです。
でも、子どもって聞かないんですよね。
「今セーブ中!」「負けたらどうするの!」「待って!」って怒鳴り返されて、結局こっちがストレス…。
そこで、うちでは以下の3つの方法を試して、少しずつ改善しました。
我が家でうまくいった!ゲーム時間の工夫3つ
① ルールを一緒に作る
当たり前の方法ですが、「何分やる?」「宿題が終わったらOKにする?」など、子どもと相談しながら決めると、ルールを守りやすくなりました。
ポイントは「上から押し付けない」。
子どもなりに納得できるルールにすると、守る意識がグッと上がります。
無理に押し付けると、隠れてやるようになるのではないかと考えました。
② タイマーは子どもにセットさせる
親が「はい終了〜」と言うと反発されます。
そこで、自分でスマートスピーカーやタイマーをセットするようにすると、時間管理も少しずつ身につくように。
スピーカーから流す音楽は、子どもの好きな音楽にして工夫しました。

③ ゲーム以外の“楽しいこと”を用意する
「やめなさい」ではなく、「代わりにこれしよう!」が効きます。
- 一緒に料理やお菓子づくり
- 図書館や工作コーナーへ
- いろいろなプールへGo
- 室内ボードゲーム大会
- 公園で時間を決めて虫とりなど
ゲームが“唯一の娯楽”にならないように、選択肢を増やすのがコツです。
***お出かけの参考にのぞいてみて下さい!***

【夏休み編】時間がありすぎてゲーム地獄…どうする?
さて、やってくるのが親泣かせの夏休み。
学校がない → 時間がある → ゲームやり放題 → 生活リズム崩壊 → 親のストレス爆発!
…この負のループを断ち切るために、うちが行ったのは**“夏休み限定ルール”**です。
我が家の「夏休み特別ゲームルール」
ルール | 内容 |
---|---|
午前中は学習タイム | 決めた範囲の宿題。読書など。最低1時間以上。終わらないとゲームNG |
ゲームは1日1時間半まで | 午前・午後に分けてOK。連続NG |
天気がいい日は午後外遊び | 水鉄砲、公園、プールなど強制外出! |
ゲーム以外の楽しみDAYを設定 | 映画・料理・工作・お出かけなど近くで週1回 |
担当家事(お手伝い)あり | 洗濯物たたみ・風呂掃除など |
自分で食べたものは片付ける | 昼食やおやつなど、自分で使った食器は必ず洗う |
「禁止」ではなく、「やることやればOK」にすると、子どもも受け入れやすいです。
ひとりで留守番の場合は、私が帰った後に宿題の内容を確認して、質・量がOKならよしとしました。実際は、ゲーム時間が約束より長いかもしれませんがそこは目をつぶりました。
家族での楽しみを作るのも効果的でした。小旅行を計画して、「ここまで宿題終わるように頑張ろう!」「○日にお出かけしよう」など、がぜん勉強もやる気になってました。
その他、学童も利用して、規則正しい生活をできる限り心掛けました。

親のストレスを減らすために知っておきたいこと
ゲーム問題の根本は、子どもの問題ではなく、親のストレス管理だったりします。
- 「ゲーム=悪」と決めつけすぎない
- 自分の時間もちゃんと確保する
- 「うちだけじゃない」と思うだけでラクになる
- 完璧を目指さず“6〜7割できていればOK”
無理にやめさせようとすると、親子ゲンカになるだけ。
「少しずつ付き合い方を育てていく」くらいの長期目線で見るのがオススメです。
まとめ|子どももゲームも“悪者”にしない育て方
- ゲームは、今の子にとって“当たり前の遊び”
- 親ができるのは、“距離感”と“ルールづくり”のサポート
- 夏休みは、ルール+選択肢を整えて乗り切る!
- 一緒に楽しめることを見つけると、親もラクになる
子どもも、親も、イライラしない夏を目指して。
ちょっとずつ“うまくゲームと付き合う練習”していきませんか?
