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職場の「苦手な人」どう付き合う?│もう疲れないための対処法6選

仕事

仕事は嫌いじゃない。だけど……
職場に「どうしても苦手な人」がいるだけで毎日が憂うつ。

そんな経験、きっと多くの人があるのではないでしょうか。
表立って無視されたり、いじめられたりするわけではないけれど、なぜか苦手。話すたびにイライラしたり、モヤモヤが残ったり…。

私も、上司にも部下にも苦手だなと感じるタイプの人がいて、クタクタになる日もあります。

今回はそんな「職場の苦手な人」と付き合っていくための方法を6つご紹介します。中にはちょっと変わったアプローチもありますが、「気持ちをラクにするヒント」になれば幸いです。


苦手な人がいると、なぜ疲れる?

まずは「どうしてその人が苦手なのか」を客観的に見つめてみましょう。

苦手に感じる理由具体例
価値観が違う効率重視 vs 丁寧さ重視など、仕事への姿勢が真逆
話し方・態度が強い否定的・命令的な口調に敏感になる
距離感が違う過剰に踏み込んでくる/極端に関わらない
マウンティング気質何かにつけて上から目線でくる
気分屋感情の起伏が激しく、スイッチがわからない

こうして整理するだけでも、「なんとなく苦手」が言語化され、対策が取りやすくなります。

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対処法①:「挨拶と笑顔」だけは機械的でも続ける

苦手な相手でも、挨拶と笑顔は最低限のマナーとして保っておくと、自分の心も安定します。

「無理して仲良くしなきゃ」と思う必要はありません。まずは“挨拶だけでもちゃんとする”と決めておくだけで、心理的距離が保てます。

💡「この人と深く関わらない。でも無視もしない」のスタンスが自分を守るカギ。


対処法②:必要以上に近づかない・期待しない

苦手な人に対して「いつか分かり合えるかも」と期待してしまうと、さらにしんどくなります。

冷たく感じるかもしれませんが、「この人はこういう人」と割り切る距離感が、自分を守る一歩。話す必要のある場面では淡々と、必要のない場面ではあえて関わらない選択もOKです。


対処法③:「感情」と「事実」を切り分ける練習

相手の言葉がきついと、「否定された」と感じてしまいがち。でもよく見れば、内容は仕事上の指摘であることも。

「私の人格を否定された」と思う前に、「これは業務の改善点への指摘だ」と受け取るようにしましょう。

💡“言い方”ではなく“言っている中身”に注目する練習を。


対処法④:👉あえて苦手な人の“懐に入る”という逆転の発想

これは、ちょっと変わり種の対処法です。

本当にしんどい相手ならともかく、「どうも合わないな」「避けたいけど仕事で関わる」くらいの相手なら、あえて一歩近づいてみるのも選択肢です。

たとえば…

  • あいさつにひと言添える(「暑いですね」など)
  • 嫌なことを言われたら、聞き返してみる
  • 小さな“お願い”をしてみる(「これって○○さんならどう考えますか?」などの頼りにしてる感)

始めはとても勇気がいります。でも、嫌な気持ちをずっと引きずるより、「だめか、いけるか」をはっきりさせる方が、ラクになる場合もあるのです。

不思議なことに、こちらが心を開くと、相手の態度が柔らかくなることも。

もちろん無理に仲良くなる必要はありません。これはあくまで「可能性のドアを軽くノックしてみる」程度の話です。

私は、年齢と共にこのタイプにチャレンジできるようになりました。上手くいかない時もあるのですが、モヤモヤを引きずると、自分が疲れてしまうので、一機に行く方が楽だという考えです。

💡自分が気にしすぎているだけで、予想外に“話せる相手”だったと気づくこともあります。

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対処法⑤:信頼できる“味方”を1人持つ

苦手な人のことで疲れてしまうとき、自分の気持ちを受け止めてくれる人がいるだけで安心します。

社内に話せる人がいなければ、家族や昔の同僚でも構いません。大切なのは、「自分の価値をちゃんと知ってくれている人」と定期的に話すこと。


対処法⑥:仕事の“役割”に集中する

最終的に私たちは、職場に“友達を作る”ためではなく、仕事をするために来ているということを思い出しましょう。

人間関係に振り回されすぎず、「私はこの役割を果たせばOK」と自分のゴールに集中すると、周囲の雑音に振り回されにくくなります。

💡仕事に没頭すると、他人の態度が気にならなくなる瞬間があります。


最後に|それでも無理なら「離れる」ことも選択肢

どうしても無理な相手がいる。何をしても心がすり減る。
そんなときは、我慢を続けるよりも、**「環境を変える」「部署異動を申し出る」「転職を検討する」**といった選択肢も視野に入れてください。

それは「逃げ」ではなく、「自分を守る賢い決断」です。


まとめ|人間関係は“正解”より“自分なりの距離感”が大事

人と人とは、どうしても合う・合わないがあります。それは自然なことです。

でも大切なのは、「苦手だから全てが終わり」ではなく、どう向き合うかを自分なりに工夫していくこと

他人は変えられないのだから、好きになれなくてもいい。
でも、自分は変わることができます。

心をすり減らさず、健やかに働ける工夫は、きっとできるはずです。

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