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子どもが小さいうちは、毎日イライラしていたような気がします。
夫も仕事が忙しく、帰宅も毎日遅く「どうして私ばっかり、、、。」と思い悩むことも多かったことを覚えています。
そんな私が、どんなふうに決断し、何を思って子育てや仕事と向き合ったのかをお話しします。
優先したのは「子育て」でした
共働きのワーキングママにとって、仕事と子育ての両立がいかに難しいか、悩みの多い毎日でしょう。
私はハイスペックなキャリアを持つママではありません。
今の仕事を何が何でも続けたいというよりは、置かれた環境で花を咲かせたいという考えでした。
結婚して長女が産まれた時には秘書と経理の仕事をしていましたが、通勤に1時間以上かかることもあり、退職をして自宅近くのクリニックで働くことを決めました。

働きながら医療事務の資格取得
医療事務は資格がなくても、働ける職種だと思います。
でも私はそのころ30歳でしたので、将来的なことを考えて資格取得は必須と考えました。
毎週日曜日、日本医療事務協会の講座に通い、4か月ほどで合格することができました。

資格取得については、改めて投稿させていただきますね。

子育てをしながら働くには、とても良い環境でした
発熱や嘔吐など様々な疾病にかかり、保育園からの呼び出しも頻繁でした。
クリニックに勤務しているおかげで、院長にお気遣いいただけて、本当に助かりました。
疾患や薬の知識も身に着けることができて、子どもたちの体のコントロールを行うことができるようになり、長女も長男も高校まで一日も休むことなく皆勤賞となりました。

余談ですが、私は家事の中で料理が一番苦手です
成長のために、体にいいものなど出来ていませんでした・・・
その後は仕事ぶりを評価していただけたのか、クリニックの責任者となっていました。
自分の本来のやりたい仕事に転職
子どもたちが巣立ち、自分のこれからを考えたときに、経理の仕事に戻りたいと思い始めました。
クリニックには20年間勤務していましたが、自分の人生を悔いなく生きたいと思い転職を決めました。
簿記2級をもっていた強みを生かし係長職での採用、現在は2階級昇格をすることができ、管理職として働いています。
学生時代に取得していた秘書検定2級も役にたちました。
言葉遣いや電話応対、所作など、やっててよかったと本当に思いました。
こちらの資格取得についても、改めて投稿させていただきますね!
今、思うこと「すべて完璧になんていかない」
現在の仕事に早く転職していれば、まだまだ長く働けるのに、、、とか
今以上にバリバリ働けたのかな、、、などと考えることもありました。
でも最終的に思うのは、
どんな決断をしても後悔はつきもの。
正解なんて誰にもわからないのだから、自分がその時に決めたことを正解にしよう!
こう考えるようになったら、すべてを前向きにとらえることができるようになりました。
両立がつらくなったら、その時の自分にとって何が大切なのかを家族と一緒に考えてみて下さい。
私のように、思いもよらない未来が待っているかもしれません。

ワークママにとって「医療事務」と「簿記検定(特に日商簿記)」の資格は、育児と両立しやすい安定職に就くための強い武器となります。それぞれの資格がもたらす就職・転職の利点をわかりやすく整理しました。
医療事務・簿記の資格がもたらす利点
医療事務
1. 就職先が安定しており、全国どこでもニーズがある
- 医療機関(クリニック、病院)は全国にあるため、引越しや転園に伴う転職にも強い
- 高齢化社会で医療事務の求人は常に一定数存在している
2. 子育てとの両立がしやすい
- パートや時短勤務、午前のみ勤務など柔軟な雇用形態が多い
- 保育園のお迎えに間に合うようなシフト制の勤務先も多数
3. 特別な学歴や経験がなくても挑戦しやすい
- 資格取得のハードルが比較的低く、未経験可の求人も多い
- 短期間の勉強でも合格できるため、ブランク復帰にも有効
4. 医療現場の知識が得られ、家族の健康管理にも役立つ
- 病名・薬・保険制度に詳しくなり、子どもの通院時にも知識が活かせる
日商簿記検定の資格がもたらす利点
1. 事務系職種に幅広く対応できる
- 経理・会計・総務・一般事務など、多様な業種の事務職に応募可能
- 在宅ワークやパートでも簿記3級・2級が評価されやすい
2. 働き方の選択肢が増える
- 会計事務所や中小企業では、子育てママ歓迎の事務職求人が多い
- 将来的にはフリーランス経理や副業にも展開可能
3. キャリアのステップアップにもつながる
- 簿記2級以上を持っていると、正社員登用や昇給の可能性も上がる
- 会計ソフト(弥生・freeeなど)を扱えると、実務経験がなくても即戦力として重宝
4. 家計管理や確定申告にも役立つ
- 家計簿や確定申告を自力で行えるようになり、家計の見直しにも強くなる
ダブル取得の相乗効果
項目 | 医療事務 | 日商簿記 |
---|---|---|
求人の安定性 | 高い(医療系) | 高い(事務系全般) |
子育てとの両立 | しやすい(時短や午前勤務あり) | 比較的しやすい(柔軟な雇用も多い) |
汎用性 | 医療系に特化 | 幅広い業種に対応 |
自己活用 | 通院・薬・保険の理解 | 家計・副業・確定申告 |
この2つの資格を持っていると、「医療系事務」も「一般経理事務」も両方狙えるため、子育てをしながら安定した収入を確保しやすくなります。将来的に働き方を変えたいときの選択肢が広がる点でも非常に有利です。
はい、医療事務と簿記の資格は在宅ワークにも活かすことが可能です。ただし、それぞれ在宅で働ける可能性や条件には違いがあります。以下に詳しく解説します。
医療事務は在宅ワークとして可能か?
◎ 在宅化の可能性は低めしかし部分的にチャンスあり
項目 | 解説 |
---|---|
医療事務の基本業務 | レセプト(診療報酬請求)、受付・会計、患者対応など多くが「現場対応」前提 |
在宅でできる仕事 | レセプト業務(データ入力)や請求処理など一部の「パソコン作業」は在宅可能な場合も |
在宅医療事務求人の傾向 | 医療法人が外注している在宅レセプト業務、またはフリーランスとして医療系BPO業務に参画するケースがある |
現実的な在宅化の流れ | 在宅医療事務はまだ少数。一度は現場経験を積んで信頼を得てから、在宅委託に切り替えるケースが多い |
医療事務で在宅を目指すには?
- 病院勤務でレセプト経験を積む
- 医療系BPO(業務委託会社)に登録する
- 「在宅レセプト入力スタッフ」の募集を見つける(例:クラウドソーシングや専門求人サイト)
簿記は在宅ワークに向いているか?
◎ 在宅ワーク向き。仕事の幅も広く、初心者でも参入可能
項目 | 解説 |
---|---|
対応可能な業務 | 会計ソフト入力(仕訳・帳簿記帳)、請求書発行、確定申告サポート、領収書整理 |
必要な資格レベル | 簿記3級でも可だが、在宅で安定的に仕事を得たいなら簿記2級以上が有利 |
仕事の見つけ方 | クラウドワークス、ランサーズ、在宅ワーク専用サイト、経理特化型派遣会社(例:マイナビキャリレーション)など |
実務未経験でも可能? | はい。実務未経験でも受け入れ可の案件があり、丁寧な仕事をすることで継続依頼が期待できる |
在宅で活躍している主な職種
- フリーランス経理アシスタント
- 副業記帳代行スタッフ
- スモールビジネス向けの確定申告補助業務
在宅に向いているのは「簿記」医療事務も工夫次第で可能
資格 | 在宅ワークのしやすさ | ポイント |
---|---|---|
医療事務 | △(限定的) | レセプトなどの一部に限られる。まず現場経験が必要 |
簿記検定 | ◎(高い) | 在宅経理・記帳代行などに活かせる。副業や独立にもつながる |
補足:ワークママにおすすめの在宅求人サイト
サイト名 | 特徴 |
---|---|
クラウドワークス | 経理・事務系の在宅案件が豊富。スキル初級でもOKな案件あり |
ランサーズ | 在宅経理や請求業務の募集が安定している |
ココナラ | 簿記の知識を活かして「確定申告相談」「会計相談」など出品可 |
シェアフル・Reworker | 主婦向け・在宅可能な事務案件がある場合あり |