私は学生の時に、選択教科で秘書コースをとっていました。
就職活動の時に役立つと聞いて選んだのですが、これが大正解!
社会人としてのマナーや、言葉遣い、電話応対など、役立つことばかりでした。
初めての職場では、経理採用でしたが、兼務で秘書業務も任せてもらえるようになりました。
秘書検定とはどんな資格?
秘書検定は、正式名称を「秘書技能検定」といい、民間資格となり国家資格ではありません。
秘書を目指している方でなくても、ビジネスでのマナーやコミュニケーションスキルを身に着けることができるため、キャリアアップにつながります。
私は3級と2級を取得しましたが、事務職として働く上でもとても役立っています。
級 | 内 容 | 合格率 |
3 級 | 秘書の基本業務や社会人としての基本的なマナーが学べます | 70% |
2 級 | 3級よりもより実践的な知識が学べます | 58% |
準1級 | 更に上の知識やスキル、判断力を習得できます | 42% |
1 級 | 上級としての知識やスキル対応力を習得できます | 34% |
※合格率について 参考:生涯学習のユーキャン
秘書検定を取得するメリット
ビジネスでのマナーを身に着けることができます
・上司のスケジュール管理や、ビジネスにおける様々な手配、敬語の使い方などを学ぶことが出来ます。
・管理職として、上司にも部下にも丁寧で適切な言葉遣いや態度を心掛けることができるようになりました。
・一般常識や身だしなみなど、自分では理解が出来ていない分野を習得できました。
・電話応対や、来客対応など、職場の上司からも一目置かれること間違いなしです。
履歴書に書くことができ転職でも有利です
・転職の際に履歴書に書くことができ、面接の際の受け答えにも活かすことができました。
・言葉遣いや話し方を評価していただき、対外的な場での発表者などにも選ばれることも多くあります。
・電話応対は顔が見えない分とても神経を使いますが、言葉遣いや口調など、知っているのと知らないのでは大きな差があります。
子育てにも役立ちます
・子ども達はいつの間にか、親の様子を見ていたのでしょう。
外部での言葉遣いや所作などを自然と覚え、社会人となっても苦労せずに対応できている部分が多かったです。

家では見せないしっかりとした対応や、言葉遣いが出来るようになっていました。
資格取得のための方法
資格の勉強は、公式の参考書を使って行うことをおすすめします。
集中講義の本・実務問題集があります。
また、通信教育やスクールに通う方法も、確実に合格できる方法です。

IT化やAIと、人間でなければできない仕事はどんどん無くなっていくと言われています。
本当にそうでしょうか!?
どんな時代になっても、人間だからこその、ふれあいや温かみが大切であり必要なのではないでしょうか。
そのスキルを身に着けるには最適な資格ですので、おすすめします!

「秘書検定を取得した後の活かし方」について、以下のようにまとめるとわかりやすく、実践的になります。
秘書検定を取得した後の活かし方7選
① 事務職・受付職への就職・転職でアピール
秘書検定では「敬語の使い方」「文書マナー」「電話応対」などのビジネスマナーが身につくため、事務系職種や受付業務で「即戦力」として好印象を与えられます。履歴書にも書きやすく、面接時のアピールにも有効です。
② 接客・販売職での「印象アップ」
接客業や販売業でも、言葉遣いや立ち居振る舞いは重要です。秘書検定で学んだマナーを実践すれば、クレーム対応や接客の質向上に役立ち、顧客満足度の向上にもつながります。
③ 社会人マナーの基礎として新卒・第二新卒に有利
就職活動中の学生や、転職経験が少ない第二新卒にも、秘書検定は「社会人としての常識がある」と判断されやすく、企業側に安心感を与えます。特に面接の際の所作や言葉遣いに差が出ます。
④ 起業・フリーランスの信頼性向上
名刺交換、電話応対、文書作成など「一人でなんでもこなす」フリーランスや個人事業主にとって、秘書検定の知識は自分の“信用力”を上げる要素になります。お客様とのやりとりにも丁寧さが出て、好印象を持たれやすくなります。
⑤ 社内での評価アップ・昇進につながる
会社で働く中で、秘書検定の知識を応用して「気配り」「段取り」「応対力」に長けた行動ができると、「気が利く人」「信頼できる人」として評価されやすくなります。結果、昇進やチームリーダーへの推薦にもつながることも。
⑥ 秘書・アシスタント職の専門職に挑戦
秘書検定を持っていると、社長秘書や弁護士・医師のアシスタントといった専門職に応募する際の足がかりになります。特に準1級や1級を取得していれば、専門職求人でも評価されます。
⑦ 就活や転職時に「+αの武器」として活用
たとえば「資格欄が空白で困る」「何かビジネスマナーを証明できるものが欲しい」とき、秘書検定は短期間で取得でき、客観的なスキル証明になります。履歴書に書きやすく、企業側にも響きやすい資格です。
補足:実務経験がなくても意味がある?
はい、あります。秘書検定は「実務ができる人材」よりも「社会人マナーが身についている人材」をアピールするものなので、未経験でも意味があります。特に女性に人気のある「受付」「医療事務」「人事総務」などに有利です。