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子どもも大人も「すべてがめんどくさい」┃心の電池切れを乗り切るヒント

仕事・資格

「あ、なんだかすべてがめんどくさい……」
そう感じて、心がぷつんと切れてしまったことはありませんか?

仕事に家事、毎日のタスクに追われていると、ふとした瞬間にエネルギーが切れて、動けなくなったり、気持ちが深く沈んでしまったり。

私自身、重い気持ちが突然現れて、いつの間にか消えていく・・・そんな日々です。

「生きていること自体が大変だな」と、出口のないトンネルに入ったような気持ちになること、実は決して珍しいことではありません。

そしてこの「めんどくさい」という言葉。最近、10代や20代の若い世代、あるいは我が子たちが、ふとした瞬間に口にしているのを見聞きすることはありませんか?

大人だけでなく、これからの時代を生きる若い世代もまた、異なる理由で「すべてがめんどくさい」という心のSOSを上げているのです。

なぜ私たちは、年齢を問わずこんな風になってしまうのでしょうか。

他の人はどうなのか、そしてこの感情とどう付き合い、乗り切っていけばいいのか。

今日は、現代を生きる私たちが抱える「心の電池切れ」の正体と、少し心が軽くなるヒントを世代ごとの視点も交えながらお届けします。

なぜ「すべてがめんどくさい」と感じるの?

動けなくなってしまうと、「どうして私はこんなにダメなんだろう」と自分を責めてしまいがちですが、決してあなたが弱いからではありません。

原因の多くは、「心が限界まで頑張った証拠」です。

毎日を必死に生きているとき、私たちの脳や体は、自分が思っている以上に緊張状態(アクセルを踏みっぱなしの状態)にあります。

その緊張がふっと緩んだときや、キャパシティを超えてしまったときに、心がこれ以上のダメージを防ごうとして「強制終了ボタン」を押すのです。

「この気持ち、長くは続かないし、仕事には行けるけれど、家に戻るとどっと波が押し寄せる……」

それは、外でしっかり踏ん張れている分、内側のエネルギーがすっからかんになっているサイン。
いわば「隠れ電池切れ」の状態なのです。

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若い世代が口にする「めんどくさい」のリアルな背景

一方で、子どもたちや20代の若い世代が口にする「めんどくさい」には、今の時代特有の背景が隠されています。単なる「怠け」ではなく、彼らもまた、彼らの世界で必死に息を吸おうとしているのです。

タイパ(タイムパフォーマンス)至上主義の弊害

今の若い世代は、生まれたときからインターネットやSNSがあり、あらゆる情報や「正解」が1秒で手に入る時代を生きています。

そのため、「時間や労力をかけたのに、失敗したらどうしよう」「無駄な努力になりたくない」という不安を抱きがちです。

失敗するリスクや効率の悪さを恐れるあまり、行動する前に心が疲弊し、「だったら最初からやらない(=めんどくさい)」という自己防衛に繋がっていることがあります。

「他人の幸せ」が過剰に見えるSNS社会

スマホを開けば、同世代のきらきらした活躍、充実した日常、完璧に見えるライフスタイルが嫌でも目に入ります。

「普通でいなければ」「置いていかれないように」と、常に誰かと自分を比較させられる環境にいるため、若い世代の脳や心は、大人が想像する以上に日常的にすり減っています。

その結果、ある日突然エネルギーが尽きてしまうのです。

求められる「正解」の多さ

多様性が認められる時代になった反面、「あなたはどうしたいの?」「将来のキャリアは?」と、若いうちから自己責任や選択を迫られる機会が増えています。

選択肢が多すぎる、かつ失敗が許されないように感じる空気の中で、若者たちの心は「選ぶこと、決めることそのものが、めんどくさい(しんどい)」と感じてしまうのです。

他の人も同じ?生きていれば消えないもの?

結論から言うと、大人も、若い世代も、驚くほど多くの人が同じような波を経験しています。

周りの人がみんな生き生きと楽しそうに見えるかもしれませんが、見えないところで「ぷつん」と切れて、お布団の中で天井を眺めたり、スマホの電源を切って現実逃避したりしている人はたくさんいます。

そして、この感情はおそらく、生きていく上で完全にゼロになることはありません。

なぜなら、私たちは感情やバイオリズムがある人間だからです。

年齢を重ねても、時代が変わっても、私たちは日々いろんなものを背負って生きています。

だからこそ、「めんどくさい」「疲れた」という感情は、これからも時々顔を出すでしょう。

でも、「消えないこと」を恐れる必要はありません。

大切なのは、その波が来たときの「いなし方」を、世代を超えて知っておくことです。

「すべてがめんどくさい」を乗り切る4つのステップ

心が沈んでしまったときは、無理にポジティブになろうとせず、次のステップで自分(そして大切な人)を労ってあげてください。

「頑張った証拠だな」とそのまま認める

まずは「あ、今私は心の電池が切れたんだな。それだけ毎日必死に頑張ってきたんだな」と、自分の状態をそのまま受け入れてあげましょう。

若い世代に対しても、「めんどくさくなるくらい、頭も心も使ったんだね」と、まずはその状態を否定せずに受け止めることがスタートです。

「最低限」のハードルを極限まで下げる

仕事や学校に行けているだけで、もう100点満点以上です。 家事は徹底的に手抜きをしましょう。

「ご飯は総菜やレトルトでいい」「洗濯は明日でいい」。

今日一日を何とかやり過ごすための、最低限のことだけやれば十分です。

意識的に「情報デトックス」をする

特に若い世代や、ついついスマホを見てしまう人に試してほしいのがこれです。
心が弱っているときのSNSは毒薬にしかなりません。

数時間だけでもスマホを遠くに置き、脳に入ってくる情報量を物理的に減らして、脳を休ませてあげてください。

小さな「快」だけを拾う

少し動く元気が湧いてきたら、自分が「心地いい」と感じることだけをします。

温かいお茶をゆっくり飲む、お気に入りの入浴剤を入れてお風呂に浸かる、好きな音楽に浸る。

効率や意味、生産性なんて一切気にせず、ただ自分の心が「ほっとする」ことだけで満たしていきます。

おわりに

子どもたちや若い世代が「めんどくさい」と躓いているとき、大人はつい「そんなこと言わないで頑張りなさい」「若いんだから体力あるでしょう」と言いたくなるかもしれません。

でも、彼らが生きているのは、私たちが若かった頃よりも、何倍も情報量が多く、常に他人の目線に晒される、タフで息苦しい世界です。

大人も、子どもも、根っこにあるのは同じ。 「一生懸命この時代を生きているからこそ、疲れちゃうときもあるよね」

そんなときは、お互いに「何もしない免除証」を出し合って、温かいお茶でも飲みながら、一緒にボーッと過ごしませんか?

生きている限り、心の波は何度もやってきます。

だからこそ、上手に、心地よく「お休み」を取り入れながら、お互いのペースでぼちぼち歩んでいきましょうね。

今日も一日、本当にお疲れ様でした。

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